
輪るピングドラム 15話「世界を救う者」
の感想を
全ての中心にいたと思われていた「桃果」
でも、話はそれだけでは終わらなかった
全ての中心にいながら、世界の中心、さらに運命の中心にいたとは…
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今まで語られてこなかった「ゆり」の背景
いつもは綺麗に光り輝いているけど、その分影も大きく深いものだったな
芸術家である「ゆりの親」は、独自の美学を持っていたようだな
それに”歪んだ愛”や、”去って行った恨み”が加わってしまい
新たな芸術作品を作る意欲に変わってしまったんだろう (醜い美学だな)
芸術家なのだからだろうか、それともただの八つ当たりの様なものなのだろうか
振り返る事も無く、とても恐ろしい物を感じるよ
そしてその膨れ上がる感情を、叩きつける対象が
幼くまだ世界を知らない「ゆり」に、向けられてしまったいたんだな

そんな世界を知らない「ゆり」の前に現れた人
「ゆり」とは間逆と言っていい人物
真の意味で世界を理解し、それでいて自分を貫く「桃果」だった
「ゆりの親」の、歪んだ世界の美学に対して
「桃果」は、この世界の全てのものが美しいと説いた
「桃果」の言う全てが美しいを信じたいけど、「パパ」の事も信じたい
そんなどちらにもつけずの板挟みな状態に「ゆり」は落ちてしまったいるな
そして考えた結果、家族である「パパ」を信じたんだろう
普通なら迷わない選択肢
でも「ゆり」は、家族からもらえる愛情に飢えていたから
愛情が欲しかったらか、こちらを選んだんだろう
血縁関係である家族の言葉が真実だと信じたかったから

前回の感想で、「桃果」は全ての中心にいると言ったけど
概ね当たっていたようだな
「桃果」は運命を左右する事の出来る”運命の中心”にいたんだな
”桃果の日記”には、大くの謎が隠されていたけど
これで全てが理解出来た
「帽子」や「パチンコの人」がやたらこれを欲しがる理由が
確かにこの日記の力は凄まじいものだな
この日記があれば、死ぬ運命にある人の命を救うことも、逆に殺す事も出来るし
世界を思うがままに変革する事もたやすく出来る
『 日記を手にする事 = 世界を手に入れることと同じ 』じゃないか!!
神様と同等の立場になれる力を秘めた代物だな!!

家族と言う名の”呪縛”か・・・
たしかに言われてみれば
「家族」を言う言葉は何よりも強く、絶対的なつながりを意味しているけど
その強い力が必ずしも、本人にいい景況を及ぼすとは限らないね
暴力を振るう親や、子供を顧みない親もそうだけど
どんな良い親でも、子供の足を引っ張ることはある
多かれ少なかれ子供は親に囚われているんだな「ゆり」も・・・そして「冠葉達」も・・・
今回言われて気が付いたよ、「家族」を言う呪縛に・・・

今までなぞだった”ピングドラム”の正体が分かった
”運命”と言うキーワードがしつこいほどに出てきた理由が良く分かったよ
”運命”を任意で変えることのできる強力な力
もしかしたら、今ある「昌馬達」の不幸な運命も
この日記の力によるものなのかもしれないな
逆に日記が存在しなかったら、「昌馬達」の運命はどのようになっていたんだろうな
大きな鍵を握る”ピングドラム”
運命を帰る前の世界はどんな姿をしていたんだろうな
”ピングドラム”
その言葉の重さがだんだんと、分かってきたような気がする 今日この頃~
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