
輪るピングドラム 21話「僕たちが選ぶ運命のドア」
の感想を
大勢の人の運命を乗せた”輪”は
思いがけない曲線を描き、不幸な運命へと収束しつつある
誰一人として例外なく、運命の輪からは逃れられないのかもしれない・・・
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断たれる退路
全然老けていないし、格好があの頃のままなのも変だとは思っていた
けど生きているような感じがあったので、どうやら悪いほうに考えすぎていたと・・・
でも、オレの長年の勘は完全に的中したようだ
「高倉」の時間は、あの頃のまま止まっていたんだな・・・
誰だ、「高倉(親)」が生きていると言った奴は・・・
まあ、オレも生きていると言ってしまった一人なんだがな
大量殺人の主犯格の「高倉(親)」
全ての始まりを招いたあの”地下鉄事件”に通じる重要な人物だから
知らず知らずのうちに、何かしらの”期待”をしていたのかも
生きていて欲しいと言う願望が、オレの中にもあったのかもしれないな
ハッピーエンドを夢見てしまったのかもな

運命のスタート地点
神なのか? 悪魔なのか?
今までそんな議論をしてきたけど、そんな上品なものではなかったようだ
ただ一人の人間の残りカスが、まだ諦めてなかっただけだった
今までどっちつかずの立場にいて、中心にいるように見えていたけど
どうやら、それは大きな間違いだったようだ
「サネトシ」は、敵とか味方とかそんな小さなはかりの上にいるのではなく
もっと根本で大きく動いていた
全て自分の都合のいいように、駒達を動かしていた・・・
つまり、今までの出来事は全て「サネトシ」によって引き起こされていたものだった
つまり、諸悪の根源
でも、まだ分からないことがある・・・
「サネトシ」は、何を目指しているのかがさっぱり分からないな (何が欲しい?)

崩壊する嘘
「冠葉」も「陽毬」も、元を正せば”他人”
それを嘘という家族で結び付けていたのに、それすらも壊れる
「真砂子」の親が帰ってこないはずだ・・・
この人の時間も、とおの昔に止まっていたんだからな
「真砂子」は、直らない家族を必死に直そうとしていたんだな (誰かさんと同じく)
そして壊れた家族の破片を拾い、今の「冠葉」がいるのか・・・
壊れた家族同士集まったのが、”高倉家”だったんだな
お互いに失ったものを補い合い、お互いに必要し合い
そして上手くいっていたのに・・・
運命と言う強い力の渦に飲み込まれて、状況が変わってしまった
お互いの大切なものが変わってしまい、補え合えなくなってしまったんだな

最後の決意そして・・・
家族は崩壊した
そして3人は、それぞれの運命を選んだな・・・
「冠葉」は、何が何でも「陽毬」の命を助けようと
「陽毬」は、囚われた「冠葉」の運命を命がけで変えようと
「昌馬」は・・・・・・
この大きな不幸を巻き込んだ運命の輪は、完全に完成してしまうんだろうか
戻りたくても、もう元には戻ることはできない
目に見えない先にある運命は・・・
世の中には、知らないほうが幸せなことで満ちている
もし知ってしまったら、もうその人は幸せになれないんだろうか? 今日この頃~
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