
輪るピングドラム 22話「美しい棺」
の感想を
運命の歯車は加速する
坂道を転がり始めた歯車は、もうだれにも止められない
みんなその力に抗おうとするが、個々の力で止められるものではなった
『 輪るピングドラム 』の公式ホームページはここから

全てが遅すぎた
あの事件が切っ掛けで解散した『トリプルH』
あの二人は距離を取っているものだろ思っていたが、そうではなかったようだな
ちゃんと「陽毬」の想いは届いていたようだが…
その素敵な贈り物を渡すには、少し遅すぎたようだな (陽毬は…)
「陽毬」だけではない、「多蕗」も「冠葉」も…
もう少し早い段階で自分の引き起こしている間違いに気がつく事が出来れば
ここまで”深い憎しみ”や”暗い恨み”は生まれかなっただろう
でも、それももう後の祭りだな
今更気がつく事が出来ても、もう後戻りの出来ないところまで来てしまった
なぜ、ここまで来てしまったのだろう…
もう少しだけ、もう少しだけ早く気がつければ…
みんな幸せを望んで進んで来たはずなのにな、やり切れないな…

自分の命を返してでも
そういえば、全ての始まりは「陽毬」が死にかけた所から始まっていたな
思えばあの時から、呪いという渦に飲み込まれていたのかもしれない
自分の全てを、世界の全てを焼いても「陽毬」を救おうとする「冠葉」
もうなんだか、「陽毬」を不幸から遠ざける事が目的でなく
別の意味になってしまっている
「陽毬」を生かす事自体が「冠葉」の意味に変わってしまっていたな
変わってしまった目的
自分の意味を守ろうとする「冠葉」には、もうなにも届かないのかもしれない
たとえそれが「陽毬」の願いだったとしても…
その頑なな思いが、またしても最悪の決断に「陽毬」を招いてしまったな…
「陽毬」を助けるために命を削る「冠葉」を助けるために、自分の命を犠牲にする「陽毬」
どちらが死んでも悲しみは生まれる、悪循環だな…
これでは、誰も幸せにはなれないけど
「陽毬」には、この最後の選択肢しか残されていなかったな (最初にして最後の選択)

動きだした歯車
組織の作戦は、どうやらもう最終段階に入っているようだな…
そしてその事は警察にも…
もう引き返せない、どちらかが死ぬまでは
一つの輪っかに50個投入? さらに300個急いで生産?
この”黒いテディーベア”は作戦の肝の部分のようだね (爆弾? 毒ガス?)
そして過去に起こした地下鉄事件、を踏まえると嫌な予感しかしないな
地下鉄事件を超える、超大量殺人を引き起こそうとしているのだろう
それで何が起こり、その結果なぜ「陽毬」が助かるのかは全然分からない
まあ当然、警察も黙っているわけがない
警察が作戦を阻止するのか、くしくも大量殺戮が成功してしまうのか (全面対決)
どちらに転んでも、「冠葉」は不幸の道しか残っていないな…
みんなが笑って明日を迎えられる選択肢が無いな…

影を背負っていた冠葉
全ては「陽毬」のためとは言っていたけれど
組織に入ったのは、「真佐子たち」のためでもあったんだな…
「陽毬」を助けて、「真佐子たち」を組織から遠ざけ
「冠葉」は多くの重荷を背負って、今まで生きてきたんだな (重すぎる荷物)
その事に気がついた「真佐子」だけど、またしても遅かったな…
「陽毬」の時と同じく、「真佐子」の出来る選択肢は一つ
何でこうも悲しい選択肢しか残っていないんだろうな…
もう誰でもいい
誰でもいいから、この不の連鎖を止めてほしい
もう絶望的にも見えるけど、ゆいつ残された可能性が
最後の希望は、「果」の持つ”桃果の日記”か…

「真佐子」は、兄である「冠葉」を本当に愛していたんだな
愛してたゆえに逃げずに無謀な戦いに…
愛の力は、時に自分の命すら奉げてしまう力があると思った 今日この頃~
『 輪るピングドラム 』の公式ホームページはここから
- 関連記事
-
- 【アニメ】僕は友達が少ない 11話 残念かと思ったが、やるじゃないか!!
- 【アニメ】ちはやふる 11話 「ごめんなさい」じゃないとイヤだ
- 【アニメ】輪るピングドラム 22話 あなたを闇の中で死なせはしない
- 【アニメ】僕は友達が少ない 10話 アレは練習するものなのか?
- 【アニメ】ちはやふる 10話 綾瀬は負けない、勝負はこれからだ!!

コメント
コメントの投稿