
輪るピングドラム 24話「愛してる」
の感想を
過去に呪われた、「冠葉」「昌馬」「陽毬」「りんご」の4人
とらわれ続けた運命の中で導き出した答えは…
そして”ピングドラム”の正体は、やはりアレだったんだな
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「人はね”光”が必要なんだ
そして「冠葉」はようやく光を見つけた、希望を
それだけが生きる意味なんだ
なのに今、世界は光を奪おうとしている
君の世界に加担して「冠葉」を闇の中に置き去りにしているんだよ」
人が人らしく生きるには、「サネトシ」の言うとおり”光”が必要だと思う
これがあると無いとでは、天地の差があると言ってもいいぐらいに
たしかに、今振り返ってみると「冠葉」は一人闇の中にいたような気がする
「陽毬」の安否を誰よりも心配し、家族を守るために組織で資金を調達していた
こんなにも「昌馬」の近くにいたのに、ある意味一人ぼっちだったんだな
「冠葉」は、家族の輪の中にいながらも、一人きりで戦い続けていたんだね

「生きる事は”罰”なんだね」
生きる事は罰か~
確かに人は生きている限り、罰はあるものなのかもしれない
人によって多かれ少なかれするとは思う
過去に背負った罰、でもそれを言いかえれば”思い出”とも言えるよね
人生の中で、辛く苦しい思い出だったとしても
今、振り返ってみれば『いい思い出だったね』ってこともあったりするよね
”思い出”で言えるのなら”罰”でも同じ事が言えるはず
もしかしたら、「陽毬」はこの事を「冠葉」に伝えたかったのかもね (憶測ですけどね)
”罰”を否定するのではなく、自分の大切なものとして

ピングドラムは一体何なのか?
長い間この謎に苦しめられてきたけど、やっとその真相が明らかに…
ピングドラムの正体を一言で言うのは難しいけど
あえて言葉にするなら
”愛”命”呪い”を全てひっくるめた運命、”自分達の運命”の事を指していたんだろうね
だから「帽子」は、正体をハッキリ言わずにほのめかしていたんだね
日記の様に形のあるものじゃないから、正体を言っても見つけられるわけではないし
あえてほのめかした言い方をして、考えさせていたんだろう
ピングドラムを見つける事が大切なのではなく、見つけるまでが大切な事だったから
この答えにたどり着くまで長かった…

今まで自分達にさんざん降り注いできた沢山の罰を
なんとか払いのけようと奮闘してきた「冠葉」と「昌馬」
でも、それはどうやら間違っていたようだな…
罰を否定し罰から逃げるのではなく、罰を受け入れる事が正解だったようだね
自分達が罰を受け入れ世界の風景あら消えることこそが、自分達の運命か…
たしかにそれなら、戦い続けることも苦しみ続ける事もない
けど、この結末はあまりに悲し過ぎるよ…
みんなが笑って明日を迎えられる世界でいてほしかった
でも、誰かが罰を受けなければ…
世界の風景から消えてしまったけど、ある意味「冠葉」と「昌馬」は幸せだったかもしれないな
”愛した人”を守る事が出きたのだから…
「愛してる」その言葉を言うために大きな遠回りをしたね

”大きな罰”が消えて、「冠葉」「昌馬」も消えた
家族を、今までの関係も、大切な思い出も消えた
苦しかった不幸が消えたのは良かったけど
今まで手の上にあった幸せまで無くなってしまうなんてな
まさに振り出しに戻ってしまった感じだよ…
幸せを失ったけど、生きる運命を手に入れた「陽毬」
大きな犠牲だったけど、これも「冠葉」「昌馬」の運命だったのかもしれないね
「陽毬」の運命を救うために、二人は行かされていたのかもな
全てを思い返してみると
カレーをぶちまけたり、自転車で帽子を追いかけたり、ケロケロしたり色々あった
一つ一つの些細な事でも、全てはこの運命につながっていたのかもしれないな
「冠葉」「昌馬」「陽毬」その他全員は
まさに大きな円の様な”運命”という輪でつながっていたのかもね (まさに輪る運命)

「愛してる」その言葉を言うために大きな遠回りをしたね
自分の生きているのには意味がある 全ての事には意味がある
オレは、抗うことも必要だと思っているけど
時には、運命を受け入れ、自分の運命に従うこともありなのかもしれないと思った 今日この頃~
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