
偽物語 10話「つきひフェニックス 其ノ参」
の感想を
正義の味方が偽物と自分を語り
本物が正義の味方として、偽物を悪と言う
入り乱れる偽物と本物の中に、正義はあるのだろうか
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「方向性には最初っからズレがあるんだ~」
熱血業火の正義の味方「火憐」と違い、「月日」は寄生する正義か…
2人とも炎のような心の持ち主かと思っていたが、そうでもなかったんだな~
冷めていると言うか冷えていると言うか、ずいぶんといい加減で人任せな正義なことだ
そんなんでよく今まで堂々と『正義』と大見えをしてこれたな…
「他人のために正義を実行するのが火憐ちゃんなら
他人の影響で正義を実行するのが私なんだよ」
他人に正義を任せる正義か、正義を語ってきた人物の口から放たれる言葉じゃないなぞ!!
悪事を許せない正義の心持ち合わせていたからこそ、暴れていた「火憐」とは違い
「月日」にとって正義は他人があってこそのもの、自分がない…
もしかしたら「月日」にとって正義は、遊びの延長上の物のだったのかもしれないな
だからこそ、解散するとかしないとか、偽物とか言えるんだろう
「月日」にとって、正義とはブームとか流行りのように
カッコイイステータス的なものだったのかもしれんな (月日ちゃん 職業:正義の味方)

「なんでドーナッツ食ってんだよ!」 「くだらん野暮用だよ、いずれ消えてやる」
なに東洋のしゃれたお菓子をくしゃくしゃ食べてるんだよ、思いっきり浮いてんぞ!!
あれだけ不吉なオーラを漂わせ、一流の詐欺師を名乗っていた「貝木」も、
日の下に出てドーナッツ食っている所を見ると、ただの肌の白いひ弱なおっさんだな…
大物なんだか、小物なんだか…
野暮用が少し気になる、いや非常に気になるが今の焦点はそこではないな
本物の偽物が認める、本物のゴーストバスターか…
ここまで本物本物と言うのだから、「影縫」はそうとう名の知れた存在なんだな
式神を連れて、不死身専門の陰陽師か、なんだか超強そうな感じがする
でも、服装的にいえば陰陽師のようには見えないけどね (スタイリッシュな服装)
ところで怪異の業界とは、一体どういうものなのか?
ってことは、他にもゴーストバスターが!?
アロハなおっさんの「忍野」、地面に足をつけない「影縫」
こんなにも超人的な人間達が、世界に沢山いると考えると気分が悪くなるな…

「あなたはよくよく不死身の怪異と縁があるようだね」
ぬっぇえ!?
「月日」が今回の事件に関わっている事は、タイトルからして分かっていたがどういうことだ!?
いきなり玄関ごと上半身をふっ飛ばす暴挙に出るんて!! (ショッキングすぎる…)
それにしても「影縫」や「木ノ斧」の言い回し方が、何かおかしいぞ…
『人間であって人間じゃない?』『偽物の妹?』
ん? 「駿河」や「なでこ」の時と同じく、怪異に憑依されているんじゃないのか?
それに『偽物』って!? この「月日」は「月日」の偽物って意味なのか!?
それってつまり、「月日」そのものが怪異ってことなのか!? (八九寺と同じく)
「影縫」は『紛れ込んだ偽物』って言っていたけど、じゃ別に本物の「月日」がいるってことなのか?
それとも、いない妹の枠を怪異が作り出し、「月日」と名乗って居座ってるのか?
何が本物で何が偽物で、「阿良々木」の妹の「月日」は何処にいるんだ!?
なんだか、よく分かんない事になってきたけど、「月日」がピンチなのは理解出来た
本物と偽物の戦いか
「化物の偽物が、人間の家族にまぎれて人間のふりして人間を騙して生きている」
確かに悪かもしれないが、正義と言えるほどのものなのだろうか
なんだか正義の定義が、あやふやにいい加減に自己中心的に、わけが分からなくなってきてしまったな
と思う今日この頃~
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