
Fate/Zero 14話「未遠川血戦」
の感想を
1クール目では出遅れたが、今回から新たに参加させていただこう・・・
だが、文章に書き示してみて始めて分かった
この戦いは複雑怪奇のように思えるが、非常に単純で非常に・・・

「片方の可能性を摘み取ってしまうなど・・・」 「あの親子の姿を凡俗とだけ切り捨てるのか」
「 なに!? それは君がこの場で気に欠ける事柄か? 」
そのセリフ、こっちが”なに!?”だよ!!
間藤家の魔術が、どれほどおぞましいものなのかを知らないわけがあるまい
それなのに、その筆問を投げつけられてキョトンとしているとは・・・
まさか「遠坂」は「雁夜」が、何のために命削りながら頑張っているのかがわからないのか!?
魔術師である「遠坂」は、人を単体で見る事はせず大きな目線で見ている
まるで人をゲームの駒のように、人生を活劇のような綺麗なストーリーに・・・
魔術師としての権威や責任、家名を重視した考え方をしているな
魔術を拒否する「雁夜」は、人を人として見ているが大きな物から目をそむけている
親子の温かい幸せこそが「桜」の幸せを捉えている
「桜」に人としての幸せを、今の歪められた現状から救うことのみを考えているな
「桜」のためとは言って置きながら、「桜」の事を見ていない「遠坂」
ここは是非とも、「蟲のおじさん」に勝って欲しいが、どちらも負ける気がする・・・
救い用の無い魔術師、救われないおじさん、この2人にはもう未来はないだろうな

「誰でもねぇ、俺の腸の中に捜していた物が隠れてやがったんだから・・・」
”灯台下暗し”ねぇ~
その素敵な物とやらを見るがために
随分と遠回りした挙句、尋常じゃない人の人生を巻き込んだな
沢山の人の命を刈り取って、面白い事を追い求めて
コイツはいったいどこへ行こうとしているのだろうか?と思っていたが
まさかそんなんがゴール地点だったとは、色々な意味でがっかりだよ!!
てっきり神の領域にでも足を踏み入れようとしている、革新者なのかとも思っていたのに
結局、自分の欲求をただ満たすだけの、単純な生き物でしかなかったとは
まったく、人の命を無駄にするだけ無駄にして、一人勝ちみたいな死に方しやがって・・・
こんなんなら、わけが分からないまま死ねばよかったのに・・・
「切嗣」は本当に余計な事をしてくれたな、殺人鬼に花束を持たせるなんて!!
今までこんなこんな小物に「セイバー達」は振り回されていたなんて・・・
英霊も、たいへんな仕事だな~

「ここは一つ、奴らの騎士道精神とやらを見せてもらおうか」
策が裏目に出て、頭を抱える 爺さん
英霊が言う事を聞かず、なにが悪いのかすら分からない 魔術師
理由を聞いた事自体バカだったと今更思い知らされる おじさん
散々やっておいて、自分の腸で満足しちゃう 殺人鬼
ちゃっかりマスター殺して状況を更に混乱させておいて、セイバーに全て投げる パパさん
名高い英霊たちを従えるはずのマスター達が、どうしようもない・・・
すごい武器や高い知能を使って、この人達はいったいなにをしているんだろうな~
結局、自分の理想を押し付けることしか出来ない小物の集まりに思えてくる
「金ピカ」が、嫌な顔をするのも、ある意味うなずけるよ
戦争とは名ばかりで、喧嘩のようなレベルの低いもののように思えた
一言でいえば”くだらない戦い”と私は言ってしまう 今日この頃~
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コメント
通行人 | URL | -
初めまして。
>殺人鬼に花束を持たせるなんて
このラストを書くのは次元が違うなと逆に関心してしまいます。
数合わせの超小物キャラ龍之介(錯乱したキャスターも)が引っ掻き回した挙句、
視聴者が死に際まで納得できないとはw
>結局、自分の理想を押し付けることしか出来ない小物ばかりだな・・・
ではこの小物達の中に何を見出したのですか「聖杯様」と尋ねるしかないかも。
「聖杯様」が小物達のどこに魅せられたのかが知りたいです。
( 22:42 )
ケの人(管理人) | URL | -
Re: 通行人さんへ
どうもコメントありがとうございます
どこかの新世界の神ごとく、なにか世界を見据えているのかもと思っていて
「龍之介」には一目置いていたのですが
ただの殺人鬼で終わってしまったことに残念でした
ギャンブルや金で、欲望を満たす人達と同じで
刺激的な事を求めた一人の若者でしかなかったって事です。
>「聖杯様」が小物達のどこに魅せられたのかが知りたいです。
マスター達を見ていると、カッコいいセリフを言っているけど
内容は私利私欲に走っているだけ、人の事を考えずに独走しているように見えます
強い人ではなく、どこか掛けているような偏屈な人ばかり
そんな小物だからこそ、聖杯はこの人たちを選んだように思えます
もしかしたら聖杯は、そんな小物のイザコザを見て楽しんでいるのかもしれませんね
( 06:11 )
名無しさん | URL | -
桜は魔術師としての才能がズバ抜けていて、後を継げず一般人として生きると魔術協会に捕まりホルマリンずけにされてしまう。だったら、名門に養子に出すしかないという苦渋の決断です。雁屋は一般人としての認識しかないのでそれを知らず、時臣も桜がどんな仕打ちを受けているかは全く知りません。魔術は秘匿されるもにですから。二人とも桜を思っての事ですが、おじさんは葵に横恋慕しているがため、時臣への嫉妬心から彼を殺そうとしています。
( 22:03 )
名無しさん | URL | -
Fateは善悪の戦いとは思わない方がいいです。それぞれの生き様、主義主張のぶつかり合いです。
切嗣の恒久的世界平和という理想は、原作者も押し付けであるとしていますが、彼がなぜそれを願うようになったかには彼なりの理由があります。
結果論からいえば、おじさんの行為は事情も調べず嫉妬に駆られた空回りで原作ファンからは批判されていますが、桜を助けたいという思いがあったのも事実で憎むベキでは無いにです。
ケイネス、時臣、ウエイバーにしても金や世界制服といった物のために戦っているわけではありません。
いずれにせよ、本編ゲームありきであるのは事実でそれを知ってると10年前のZeroはより楽しくなります。
( 00:14 )
ケの人(管理人) | URL | -
Re: 名無しさん(九日の方)へ
ホルマリンずけと言うのは初耳でした、そんな裏の事情があったとは…
これでは確かに養子に出すのは、一番いい方法の様ですね
魔術師としての部分では、確かに正しい判断をしたと思います
でも私から見た「時臣」は、「桜」たち家族を”家”の歯車の様に扱い
本人達の意思に耳を傾けていない思えます
私はこの「時臣」選択に違和感を感じざる負えません
「雁屋」の方ですが
確かにいま振り返ってみると、「桜」を助けたいという気持ちと当時に
「葵」への未練もあり、それが深い殺意に変わっているようですね
沢山の重要な情報ありがとうござます、今後の感想に役立得ていきます
( 05:55 )
ケの人(管理人) | URL | -
Re: 名無し(十日の方)へ
やはり、この戦いを”くだらない”の一言でかたずけるのはのは軽率だったようですね…
私はマスター達を罵倒しましたが
それは大きな力を振り回しておいて無責任さや いい加減さ、一流を名乗る者としてどうなのかという部分です
肝の据わっている英霊たちと組んでいる割には、あまりにも小さな部分で戦っているように見えたからです。
「雁屋」のことですが
この人はあまりにも不器用に進んでいるので、見ていられないキャラではありますが
「桜」を助けたい本心は「時臣」より強いと感じています、別に憎んでいる訳ではありませんよ
今回は自分でも誤解を招きかねない少々荒っぽい言動を、多く入れてしまったと反省しています
やはりフェイトを見ないと分からない部分は多そうですね
( 06:22 )
NO NAME | URL | -
ブログを始めて間もない者です。
参考になるページを探しています。
色々参考にさせて頂きます。
( 20:55 )
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