
さんかれあ 6話「あなたに…出会えたら」
の感想を
夢に見たソンビっ子とのシュチエーション♪
そんな叶うはずのない夢を実現してしまい、「千紘」は有頂天…ではなかった…
「れあ」をゾンビにしてしまった、自分の責任の重さを思い知らされる…

「その様はひどく悲しい気持ちに… つまりもう生きていないわけで…」
未完成の命か…
死のその先の存在、生命的の枠を超えた超存在であるはずの”ゾンビ”
ある意味では、人間を超えた存在ともいえるはずなのに…
「千紘」と同じく自分も、どことなくその姿は光り輝く存在のように見えず
悲しい気持ちがじわじわと沸き起こってきてしまうよ…
何か不安定で、どこか不完全に感じてしまう
やっと手にした自由だけど、やっぱりオレは”ゾンビなれあ”を素直に祝う事はできそうにないよ
やはり所詮は死んだ体
いつかはそのゾンビの体も朽ちてしまうとは思っていたが
どうやらその時は、考えていたよりもそう遠くないことのようだな (人間の寿命より短い?)
毒素を定期的にとらなければいけないところや、運動や、低温度管理
これでは、生きていた方がよっぽど管理が楽の様な気がするね
どんなに可愛くキラキラと笑っていても
やっぱり「れあ」は、もう死体である事には変わりないんだな

「私、ゾンビ向いていたかもしれません♪」 「これからも責任とりはしてやるよ…」
どうやら「れあ」は自分の置かれている状況を、まだよく理解していないようだけど
自分がもう人間ではない事は良く理解したようだね…
食事もいらない、生理現象もない、睡眠もいらない
ねじが軽く飛んでいる天然さんの「れあ様」でも、自分の体のことはよくわかるようだね
自分が望んで、人間をやめて、ゾンビになった…
自由を手に入れるべく、ゾンビを選んだのは当人の「れあ」自身だけど
少しぐらい… ちょっとぐらい後悔しているのかと思いきや
自分がゾンビなことを、こんなにも「れあ」はすっぱり受け入れてしまうなんてな
嫌がっているどころか、ゾンビな自分を少し気にいっているようだし…
やはり「れあ」は、この時間をどんな物よりも求めていたんだな
家族を捨てても、他の幸せを捨てても、人間を捨てても、自分を捨てても
どんな願いより叶えたかった願いだったんだろうな
だからこんなにも悔い無く、ゾンビな自分を受け入れるんだろうな
この幸せな時間を過ごせるのなら、ゾンビになることだって……

「もっと他の方法を見つける事が出来れば……」 「………?」
ゾンビになった「れあ」は、非常に楽しそうだが…
そうさせてしまった「千紘」は、そのずっしりと重い責任を再確認したようだな
興味本位で手を出した蘇生術が、まさかこんなことになろうとはね~
あの頃の無邪気な「千紘」は、こうなるとは考えようもみなかっただろうな
「千紘」の意思とは関係なく、取り巻く状況ははコロコロと転がり始めてしまった…
もう取り返しのつかない状態、元には戻らない時間
ゾンビにしてしまったからには、最後まで”責任”を持たなくちゃいけなく
「れあ」の今後の人生という大き過ぎる荷物を、この若さで背負う事になろうとはね…
「れあ」をゾンビにした責任と、「れあ」の願いを叶える責任
「れあ」の体を維持する責任と、・・・・・・。
- 関連記事
-
- 【感想】氷菓 4話 ヒントは”氷菓”にある
- 【感想】エウレカセブンAO 5話 もう一度聞くわ、ここに何しに来たの?
- 【感想】さんかれあ 6話 これが古谷君の萌シュチュエーション♪
- 【感想】氷菓 3話 愛想が悪くて悪かったな
- 【アニメ】エウレカセブンAO 4話 巨人なら人型にならないとな!!

コメント
コメントの投稿