
さんかれあ 9話「母の…手…」
の感想を
「千紘」の事をゾンビオタクの罵っておきながら
当の自分は三角の頭巾〈天冠(てんかん)〉をつけて寝る、人の事は言えない子「めろ」
その動かない表情の下には、口には出せない物を隠していたようだ
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あらすじ
いつもの「千紘」はお休みして、今回は「めろ」視点のお話
居候を呼び込み最近様子がおかしい兄「千紘」の心境の変化をまじまじと見つめつつ
いつもの不思議大好きメンバーと、ゾンビの話で盛り上がっていた
美術担任の秘密を暴きに行ったり、人骨かと思いきや鳥ガラだった話をしたり
自分たちにはゾンビという遠い存在に、胸ときめかせていた
そんな時、「めろ」はふと居候の自称ゾンビの事を漏らす
旧友たちはそれを信じなかったが、「めろ」は何か心に引っ掛かっていた…
遠い日のかすかな母の姿を思い出す、ひんやり冷たい母の手を
「めろ」は手を差し出した「居候ゾンビ」の中に、あの時の母の面影を感じた

「千紘の奴、意外と頑張っているよな」 「あのニイがなぁ~」
散々な言われようだな…
ゾンビにしか興味の持てない変化球野郎だとは知っているが
そこまで言われるほど、だらしなく何も出来ない奴だったのか!?
「れあ」と出会い、変わり始めた頃からしか「千紘」を見ていないから分からなかったぞ
家族がここまで驚くってことは、この「千紘」の変化は本当に凄いってことなんだろうな~
と驚いていると言ったけど
それにしちゃ~、家族の方は意外と冷静なんだな~ (鈍感なのかな?)
いきなり居候拾ってきて、責任取るとか言い出したんだから
事実確認したり 大ケンカしたり、嵐が巻き起こってもおかしくない気もするんだが
あくまでいつも通り、遠巻きに見守るだけなんだな~
「千紘」の言葉を、2人は信じているからこそ、あえて何も言わないのかも
そう考えると、この環境は意外といいのかもしれない
全部一人で抱え込んでいたように見えていたけど、ちゃんと家族に支えてもらっているようだ
「千紘」の決断も行動も、この家族があってこそ実現できているのかもね

「生肉なんて食べるものじゃないわね~」 「……。」 「……。」 「……。」
前回も一緒にお風呂に行っていたし、仲のいい友達なんだな^^
その3人が、放課後残ってこの世の不思議を研究する自称クラブか~
ゾンビ好きみたいな変わり者は一人で十分なのに、この町にはそれ系が沢山いるようだ…
『 類は友を呼ぶ 』とは言ったものだけど、集まるものなんだな~
怪しげな雑誌片手に、ゾンビはいるとかいないとか~
年頃の子は、やっぱりそういう不思議系に引かれてしまうよね
『自分の近くに不思議は無いか!?』と探したくなる気持ち、よく分かるよ~♪
と言っても、そうそう不思議ってのは落ちていないものなんだけど… ね…

「母との思い出と言える物がない、ただ覚えている事は一つだけある…」
よくよく考えてみれば、「めろ」って意外と家事とかしているようだね
まあ住職は仕事があるし、「千紘」は役に立たないし、「爺」はボケているし
必然的に、母がやる事を「めろ」がやってきていたようだね
見た目にいあわず真面目で、年に似合わずしっかり者なんだね
そう「めろ」は、空席である母の代役をしているのかもしれない

「ゾンビだから温度分かんないや」 「ママ…いやなんでもですぞ!!」
思わず言ってしまったんだね~
無表情で無感情の「めろ」にも、心ゆさぶられてしまう事はあるんだね
意外と言うか、やっぱり「めろ」も母を思う年頃の子だったってことだろうね
心のどこかで、母の温もりを求めていたのかもな、可愛いとこを見せてもらったよ
前々からなんかそんな気がしていたが、まさか本当にそうだとは…
「爺」が薬の事をよく知っている事も引っかかるし
もしかしたら「古谷家」は、ゾンビと何か近い関係性があるもかも
これは結構壮大な話になってきたんじゃないか!?
この地域周辺に、やたらアジサイが植わっていることも気になるし
「千紘」が「れあ」をゾンビに出来たのも、偶然の産物じゃないのかも!?
一人一人に想いがあり願いがあるんだなと思った 今日この頃~
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