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氷菓 7話「正体見たり」
の感想を
省エネ主義者は、今日もまた省エネ街道を逆行する
目を輝かせた無垢な瞳に、今日もまた勝てない
今日もしゅんしゅんと、謎解きをたしなむ
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あらすじ
叔父の謎解きのお礼と言う事で、半強制的に古典部皆で温泉旅館に行くことに
だが「折気」は車に酔ったり のぼせたり、散々な事になっていた…
その翌日いつものごとく謎が降りかかる、「茨」の見た首吊りの影の真相を突き止める羽目に
現場検証もろくに出来ない中、あの時の夜の真実を「折気」は見事洗い出す
なんのこともない、無断で借り汚してしまった浴衣を、密かに乾かしている所を偶然見ただけだったのだ
その答えを聞いた「千反田」は、少し残念がっていた
夢にまで見る”キョウダイ”は、自分の想像とは少し違っていた事に…
でも、そんあ”キョウダイ”も悪いことだけでもなさそうでもあった。

「見たかい?ファッシー驚愕の正体」 「いるわけ無いだろ」 「ロマンは無いの?」
チャンネルを変えれば、高確率である
空中に浮きそうな謎を追い求める、ドキメンタリー番組モドキ
いるかどうかも分からない物を、はたかもいる事前提で進行する
ああいう物は見ている分には面白いだろうが、嘘を膨らませているだけにしか過ぎないよね
わざわざゴールデンタイム占拠してまでやることなのか?といつも疑問に思う
大衆が望んでいるからこそ、やっているとは思うんだが… どうも納得できない…
まあ、そんな番組批判は置いといて
今回出てきた聞きなれないことわざ『 正体見たり枯れ尾花 』
恐怖心や疑いの気持ちがあると、なんでもないものなのに恐ろしいものに見えてきてしまう
という、先入観の怖さを表した、ことわざらしい (ことわざ学習室・故事ことわざ辞典 よりを参照)

「こうなったら本館7号室を見た方がいいだろ…」 「いいですね謎めいて♪」
幽霊がいるかもしれない部屋に行くと聞いて、恐がるどころか目を輝かせるとは…
「える」にとって、恐怖よりも真実を知る嬉しさの方が、勝っているようだ
アクティブ極まりなく、好奇心満々だな
日に日に、目の輝き方が増してきているし、「える」の好奇心の器は底なしなのか?
最初の頃は、ここまでオープンに好奇心を振りまく事はなかったのに…
もう謎あれば、とびかかりそうなほどの勢いを感じるぞ
「折気」の見事な推理ショーを見続けてたがゆえに
「える」の心の奥にある、”気になりますスイッチ”がON全開になったんだろう
良いのかどうかは分からないが、「える」は「折気」からいい刺激をもらい成長しているな
推理に取り込む行動も、何処となく折木に似てきたような…
まあ、いい刺激を受けているのは「折木」も同じことのようだけどね♪
それにしても、好奇心旺盛な「える」はとってもエ… えらく可愛いです↑↑

「あの二人は仲が悪いことになります…」 「そんなものじゃないか」
そういうものだよ
”キョウダイ”と言っても恋人じゃないんだから、仲良しとは限らないし
”キョウダイ”だからこそ、お互いの境界線を他の一人より、はっきりさせているものだよ
他から見ている分にはいいように見えるが、実際はうっとうしいだけだ
「える」は、その事が許せないのか? それとも想像と違って悲しいのか?
「折木」の頭の中を見てみたいというのもそうだけど
「える」は、自分が持っていないものに対して、非常に興味があるようだね
興味があると言うよりは、評価していると言った方がいいかな?
それらがいいものだと信じ、それを欲するか
無邪気というか 純粋というか、「える」は光り輝く物を求めているのかもしれないね
なぜこんな非効率な事をしてまで、それらを求めている理由はわからない
叔父の他にも、まだ何か過去の重荷でもあるのだろうか?
それともただただ純粋に、求めているだけなのか?
今まで沢山の感想を書いてきたけど、ここまで底知れないキャラを見たのは初めてだよ~
「折木」と「える」は、まだ出会ってから数カ月の付き合いなのに
その2人の姿は、なんだか十数年の付き合いみたいに見えてきてしまうのはオレだけだろうか?
と思う今日この頃~
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