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氷菓 8話「試写会に行こう!」
の感想を
夏休み真っ盛りの熱い中、難儀に部室に集まる古典部員たち
今度の謎は、まさかの向こう側から歩いてきた
いやな予感を察知してはいたが、謎解きは流れるように「折木」の前に差し出される
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あらすじ
学校も夏休み休日に入った真夏に、古典部員たちは部室に集まる
「千反田」からきた相談で、文化祭手出品する自主映画を視聴することになる
しかし、そのミステリー映画を見て感想を言うだけではなかった
未完成の映画で、作者が倒れてしまって続きが分からないらしい
「イリス先輩」の頼み事は、続きの代役ではなく、この話の犯人を考えてほしいというものだった
「折木」は渋ったが、オブザーバーという事でなくなく承諾してしまう
そして翌日、古典部たちはまず映画の制作陣の話を聞く事にする。

「どうやら自分には天賦の才はなさそうだ」 「データベースが何を言う」
この世に生まれたからには、誰しも高みを目指し憧れるものだよね
と言っても、いざ高みを目指すとなると
才能やら努力やら、あげくの果てには地位やお金まで必要になってきてしまう
誰しも夢見るものだけど、絶対叶えたいかと言われると難しいよね…
っと、ここで天下の省エネ主義者「折木 奉太郎」が変化球を投げてきたね
『 羨ましいばかりでもないだろ 天才は、俺たちみたいな普通の人生を望んでも得られないからな 』
まあその通りではあるな、まさに「千反田」の事だな!! (省エネを気にする成績優秀者)
でもその言葉そのまま発した当人に投げ返したい、周りから見てお前も十分天賦の才があるよ
っところで、なんでいきなり才能がどうのこうの話が入ってたんだろう?
今後”才能”と言う言葉が、この未解決自己満足ミステリーに繋がってくるのかな?

「未完は後味悪いよね」 「皆で作ってたのに…」 「私、気になります!」
古典部の事は、その筋の人の間ではもう有名のようだね
まさかあの一件から、さらなる謎が舞い込むなんて驚きだ
それにしても不思議な話だな、作った自主映画を見てほしいまでは分かるんだが
そこから、誰が犯人なのかの予想をしろと言われるなんて
話の続きが知りたいなら、素直に倒れた作者の回復を待ったっていいと思うんだが
シナリオを急ピッチで完成させるわけでもなく、なぜ犯人が誰なのかを知りたいんだろうな?
この「イリス」と言う人物は、肝心な理由をあやふやにしているし、何だか今回は色々と怪しい…
推理物にはどうやらルールがあるらしく、一様これは守っているらしいね
これが「福部」が言っていた”ノックスの十戒”↓ (はてなキーワードより引用)
1、犯人は小説の初めから登場している人物でなくてはならない。
又、読者が疑うことの出来ないような人物が犯人であってはならない。(例、物語の記述者が犯人)
2、探偵方法に超自然力を用いてはならない。(例、神託、読心術など)
3、秘密の通路や秘密室を用いてはいけない。
4、科学上未確定の毒物や、非常にむつかしい科学的説明を要する毒物を使ってはいけない。
5、中国人を登場せしめてはいけない。(当時の欧米における人種感の反映)
6、偶然の発見や探偵の直感によって事件を解決してはいけない。
7、探偵自身が犯人であってはならない。
8、読者の知らない手がかりによって解決してはいけない。
9、ワトソン役は彼自身の判断を全部読者に知らせるべきである。
10、双生児や変装による二人一役は、予め読者に双生児の存在を知らせ
又は変装者が役者などの前歴を持っていることを知らせた上でなくては、用いてはならない。

「本郷さんと親しかったんですか?」 「本郷は責任感が強く優しくもろい、私の親友です」
なにか不思議な言い回しだな…
映画の事よりも、その作者「本郷」に意識が向いているような気が
この自称友人といい、「イリス先輩」といい、なぜそんなに無関心なのか?
漫画描いたことあるだけの人に、推理物を書かせようとする無理な企画ということは分かっていし
かってに進んだことなので、あまり気乗りしないと言うのもあるだろうが
それでも一様、文化祭の出し物としてみんなで決めた物のはず!!
一度決まったんだから、全力を出して完成にいそしむのが普通なのではないか?
それなのにこの2人は、興味がないからといって、かなり冷めた扱いをしているね
これは単純に気乗りしないだけではなく、一生懸命になれない別の理由がありそうだな…
今回の依頼自体もかなり変だし
「イリス先輩」に古典部の事をすすめた影の存在もちらほらと…
チャットの向こう側の人物「わ・た・し」って誰なんだろな?
結果的に映画の脚本をまかされてしまいそうな気がする 今日この頃~
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