
さんかれあ 12話 「あの瞬間…俺は…」
の感想を
最後の時を背中に感じ、「れあ」は今を生きる
責任を負った「千紘は、その重さをひしひしと感じつつ、前へと手探りながら進む
後悔をしないために…
『 さんかれあ 』TBS公式ホームページはここから
あらすじ
あの日からしばらくたち、不自然なのにそっとしといてくれる家族のありがたさを実感し
人間一人を世話する大変さ、ゾンビならなおさら大変だと思い知らされる
だがその間にも「れあ」の体は徐々に腐敗に進む
その前に有効な方法を探すが手がかりなく
「れあ」の普通の幸せも十分に叶える約束も、十分に果たせないでいた…
「れあ」は「れあ」で、腐敗と普通と自分に気持ちに折り合いがつかずにいた
そんな「れあ」に「ワン子」は、後悔しないように精一杯生きるように言う
その言葉に励まされ、少しつづではあるが前に進み始める

「いくか、連れてってやるよ」 「やった♪明日までに腐らないように頑張ります」
明日まで!?
いくらソンビで腐敗が止まらないからと言って、明日いきなり腐る事は…
そう、これは「れあ」のキツイ冗談なんだろうな…
「れあ」の意識の中にも、自分がそう遠く無くいなくなることは、重々分かっているようだね
でも冗談と分かっていても、ビクッとしてしまう…
長くはない… それでも普通の幸せを手に入れるためにゾンビになった「れあ」
ゾンビになった事は、どうやら後悔はしていないようだけど
今が最後のような、悲しい表情をもらしてばかりしているよに感じてしまう
長くはない事は初めから知ってはいたけど、1~2年ぐらいは持つものばかりと思っていたよ
この夏を乗り切れるかどうかすら危ういと、「千紘」も「れあ」と考えているようだ
これでは、夢なんか叶える暇も無く…
これはあまりにも、時間が短すぎてしまうよ
この調子だと、いったい いくつの願いを叶える事が出来るのやら… ね…

「時間が無いなら後悔しないように生きなきゃ!」 「私もう死んでますけど」
ライバルか~ いい響きだ♪
潰し合う敵ではなく、お互いに高め合うライバル
この2人ならきっと後悔なんてしない、これ以上に無い最高の形を導けそうだな~♪
前々から思ってはいたが
やはり「れあ」は自分がゾンビだからそう長くないから、自分の思いを押し殺していたようだね
きっとゾンビな自分は、生きている「千紘」には相応しくないとでも考えていたんだろう
別にガツガツしたっていいと思うが、自分の思いより相手の事を第一に考えてのことだったんだろうね
本当に純粋な心を「れあ」は持っていると実感してしまうね
そして、後半しがみ付いてきた「ワン子」も
「れあ」の事を理解し、「れあ」の想いを尊重し、決して切り捨てない
2人とも清々しい穂とに素直で純粋で、あの偏屈変態にはもったいなさすぎるよ
こんなにも綺麗な花を両手に持っているとは、「千紘」をぶっ殺したくなってきたぜ!!

「ごめんなこのぐらいしか…」 「気にする事無いですよ いいにいるだけで満足なんです」
後悔をしたくない
接して最善の方法を取っているとは言えないけど、精一杯に頑張っている
「れあ」は「れあ」なりに、今を生きているんだな (肉体は死んでいるけど)

「あの瞬間俺は、れあと幸福と不幸を分けあった気がしたんだ…」
「千紘」の幸せは「れあ」の不幸で
「れあ」の幸せは 「千紘」の不幸なんだ
自分を優先すれば、「れあ」を犠牲にする結果になるし
逆をしてもまたどちらかが犠牲になってしまう
そうだとしても、「団一朗」に託された以上、あの時に約束した以上
「千紘」はこれから「れあ」の面倒を見ていかなくちゃいけない
この2人どちらともが、ハッピーエンドを送る事は出来ないようだね
この先の見えない「れあ」の幸せ物語の先が気になるけど… どうやら今回で終わりのようだね
こんなにも、もやもやしてしまう終わり方をするなんて…
結局、蘇生丸の真相や、ゾンビを長生きさせる方法は分からずじまいだったね
最後のあの輸血?は、一体何を意味してるのやら~ 今日この頃~
『 さんかれあ 』TBS公式ホームページはここから
- 関連記事
-
- 【感想】氷菓 12話 だからその格好で言うか?
- 【感想】氷菓 11話 それを嘘と言うのは君の自由よ
- 【感想】さんかれあ 12話(最終回) 私もう死んでますけど
- 【感想】氷菓 10話 才能の死角
- 【感想】さんかれあ 11話 守る資格のある者

コメント
コメントの投稿