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氷菓 18話「連峰は晴れているか」
の感想を
折木「 何て言うか気になるんだ… 」
そんな仰天発言をした省エネ主義者、皆はらしからぬ行動だと驚いた
「千反田」の瞳は輝き、気になる物が気になると言いだした
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あらすじ
学校の上をヘリが通り過ぎるのを見て、「折木」は昔の英語担任の事を思い出す
その英語教師「オギ」はヘリが好きだったからだ
その話で盛り上がっている中、「折木」は何か違和感を感じ取る
そして一つの推察にたどりつき、図書館へそれが事実なのか調べに出る
図書館に保存されている当時の新聞を探し、その推察は確実なものとなる
英語教師はヘリが好きなのではなく、救助ヘリが来るのを待っていいたのだ
ヘリが来て遭難者が救助される事を強く望んで、思わずヘリを見上げていたのだった
そしてその結論に至った「折木」、は不謹慎だったと振り返る
「千反田」は省エネ主義者の意外な一面を見た。

「なんだ」 「折木さんの好奇心をくすぐるなんて気になります!」
まさか「奉太郎」の口から『気になります』を聞く時が来るとは
意外すぎる展開、この探偵みたいな人物は一体誰なんだ!?
それにしても、「千反田」は「奉太郎」に向かって、散々な言い方をするもんだ
『 好奇心をくすぐるこの世にあるんて!! 』とは、ずいぶんデカイ言い回しだ
今まで「える」の目には、どのような無気力人間に見えていたのだろうか?
「奉太郎」の辞書には”興味”という言葉は載っていないとでも思っていたりして
これも日頃から無気力な装いをしているからだ、「奉太郎」の自業自得だよ
人から自分がどう見られているなんて、案外分からないものなんだな
オレは、「奉太郎」の内面の声を聞いているから、別に無心な奴ではない事は知っているが
「千反田たち」からはそうは見えてなかったようだ
常日頃の行動から、きっとこんな奴だろうと、『折木のイメージ』を固めていたのかもしれん
本人の意思とは関係なく
他人の一方的なイメージで、その人の見え方は変わってくるのかもしれないな

「普通の英語教師にそんなに雷が落ちるか?」 「確かにそうですね」
最近、人に雷が落ちたってニュースがあったけど、そうそう落ちるもんじゃない
だからって、登山家なんじゃないかと想像するなんて
逆算から、その人の一面を導き出すとはね
『 ヘリが好きなんだ~ 』この言葉は本意ではなく、その場の嘘だったんだな
生徒にいらぬ不安を与えないために、ごまかしたんだろう
そもそも何故、救助のヘリを待っていたのかは分からずじまい
家族や友達かが遭難して心配していたんだろう
それとも、見ず知らずの人だったけど、山で遭難したことを心配していたとか
なんにせよ「オギ先生」は、他人の遭難を心配するほどの優しい人だったんだろう
それを今回「奉太郎」は
「オギ先生」の事を、ヘリ好きの変人だと、勝手に想像してしまっていたんだどう
その勘違いに気づき、違うのではないかと感じ
それを確かめるために、この省エネ主義者は図書館にまで確かめに行ったんだな
他人の曲がった解釈をただすとは、意外な「奉太郎」の一面を垣間見たね

「無神経と言うか、人の気も知らないでと言う感じだ」 「それってとっても…」
「える」が、何と言おうとしたのか?
『思いやりがある?』『誠実?』『優しい?』『純粋?』
その輝く気になる瞳には、「奉太郎」がどんな風に移ったんだろうな?
言葉に出来ないのだから、いくら考えてもその答えを導き出すのは無理だろうけど
なんとなく… なんとなくだけど、「える」が言おうとした事が分かる気がする
”意外な一面”
相手の全てを知っているつもりでも、見えている部分は氷山の一角
その人の本心なんて、当人にしか把握出来ないものなのかもしれん
「える」の物の基準はかなり変だったり、「奉太郎」は平安時代や武器に詳しかったり
知り尽くしたつもりだったのに、2人にもまだ見せていない顔がある
見た目でわかる部分が、どれだけあいまいで少ない情報かを思い知らされたよ
図書館についてきてくれただけで、一つの借りととられるか~ 律儀だね~
さてこの借りを「奉太郎」は何処で返すつもりなのだろうか? と考える今日この頃~
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