
今期(9月終了アニメ)を評価してみないかい?18
の企画に参加させていただきました
今回は強者が勢ぞろい、今年を代表する様な出来作ぞろい
私はそれらをただ流すのではなく、心に一度踏み留めて見返してみようと思います
明日のために、後ろを振り向くのも重要なんじゃないでしょうか?
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エウレカセブンAO 全24話
ストーリー 1
キャラクター性 2
画 3
演出 1
音楽 3
総合的な評価 0 合計数:10
自分は前作のエイレカセブンのファンで、よく頑張って早起きして見ていました
今作はその続編ということでかなりの期待をしていたんですが、とても残念な結果に…
ただでさえ難しい話なのに、話の流れに重点を置かないばっかりに
視聴者が理解する間もなく話が進んでしまった
ウケ狙いの要素を多く入れバランスを崩したり、戦闘シーンがいい加減だったり
言いたい事は沢山あります、残念という一言では言い表せないほどに
作品に泥を塗り、存在そのものが視聴者から忘れられてしまった作品でした。

氷菓 全22話
ストーリー 4
キャラクター性 5
画 5
演出 5
音楽 4
総合的な評価 4 合計数:27
事件と言えば、誰かが死んだりと物騒なものが支流ですが
この作品では、日常に潜む些細な謎を解くもの
誰も死なず 誰も悪者じゃない そんなギスギスしない推理物
真実を解くだけが全てじゃない、人のやりとりや心情までよくみせる
謎にぶち当たった人たちの姿をよく描いた、秀作だったと思います
また、「氷菓」の空気が目に見えるといいますか、他には無い雰囲気があった様に思います
まるで自分も同じ場所にいるかのような、そんな感じを受けました
空気まで描きだすとは、感服の一言です!
他の作品と京アニ作品の違いはここにあるのかもしれませんね!!
圧倒的完成度、人を描き物語を描き 「折木」を通して見る世界を表現しきった作品でした。

TARI TARI 全13話
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 4
音楽 4
総合的な評価 4 合計数:22
音楽を取り入れた作品は最近多いですが、人気取りのために… と言うのが多いです
でも、この作品での『音楽』とは、あくまでキーワードの様なもので
思いを表現する方法だったように感じます、最近あまり見ないパターンですね
そのため くどさが無く スッキリとした印象で、音楽が話の引き立て役になっていたと思います
テンポよく話が進み、清々しいラスト 気持ちいい感じに爽快な、駆け足な青春
このスピード感が作品に、いい味を出していたと思います
青春を主に置いき、音楽でラッピングした 誕生日プレゼントのようなキラキラした作品でした。

人類は衰退しました 全12話
ストーリー 4
キャラクター性 3
画 4
演出 5
音楽 4
総合的な評価 5 合計数:25
今までの常識を覆す不思議ワールド、私はこういう作品を待っていた!!
常識や当たり前の秩序、それらを軽々と否定し捻じ曲げる
不思議ワールドでキャラ達が跳ねまわる、お菓子を口いっぱいに押し込んだような甘さがある
時折ドゲドゲしいかったり、グログロしいこともあるのに、なぜか後味は悪くない
まるで童話を読んでいるかのように、純粋に先が楽しみでしょうがなくなる魅力にあふれいていました
私の好みに どストライクした作品でした(実は文庫も欲しくてたまらない…)
今まで忘れて去られていた、妄想パワー想像パワーに満ち満ちた作品でした。

ゆるゆり♪♪ 全12話
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3 合計数:17
大概、こういう作品の2期目は
1期と同じでマンネリ化しちゃったり、逆にパワーダウンしてしまう事が多いですが
そん所そこらの作品とは別格で、独自の魅力を確立することに成功したようです
制作者の悪乗りや、ストーリーの矛盾、アッカリ-ンを多用し過ぎ、などなど
少々ゴリ押し気味な部分が多ありましたが、まあそこも味と受け止めておきます
1期のムードをそのままに、減速せず独自の世界を上手く形に出来ていた作品でした。

夏雪ランデブー 全11話
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 3
演出 4
音楽 3
総合的な評価 4 合計数:21
ウザッっと思わず言ってしまう、一人の人を引っぱり合う 恋の駆け引き
死んだのに未練たらたらな幽霊と、それをものともしない若者
それぞれのせめぎ合いが面白く、ちょっぴり切なく
恋愛の枠には入らない、普段見ない目線で見せる
好きだと言うだけでは答えは出ない、新しい恋愛ドラマを描いていた作品でした。

じょしらく 全13話
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 5
演出 5
音楽 3
総合的な評価 4 合計数:24
久々に面白いギャグアニメを見た!!
ネタが面白いのもさることながら、それを非常に上手く表現出来ていたと思います
楽屋中心で殺風景になりがちなのに、所々に細工をし見ている側を飽きさせない
隙あらばオスプレイを絡めてくるなど、油断ならないギャグに笑わずにはいられませんでした
ギャグアニメのお手本ともいえるほどに完成度、見ていて楽しめるとても満足いく作品でした。
コロコネクト 全13話
ストーリー 2
キャラクター性 1
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 2 合計数:13
言いたい事は分かるんですが…
キャラの心情に入り込む前に話が進み、共感出来ぬまま終わってしまう
内容を変に凝ってしまって、結局何が言いたいのか分からない3流ドラマを見ている感じでした
方向的には好きなジャンルだったので、すべってしまって残念です
キャラを立てることに失敗し、絵に描いたモチを見ているかのような平面的な作品でした。
アクセルワールド 全24話
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 4
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3 合計数:19
大人の作った社会とは別の世界、自分達が回す世界
そこには独自の秩序があり、考え方がある
独自の世界だからこそある、相手との駆け引きや 仲間との絆
そんな今のネット世界にも通じる世界観の構成に魅せられました
また劣等感を抱いている主人公が、不当な力にめげず 食いしばる所も見所だったと思います
ベストキャラクター賞:
妖精さん (人類は衰退しました より)
ベストOP賞:
優しさの理由 (氷菓 OP1より)
ベストED賞:
ユメのなかノわたしのユメ (人類は衰退しましたEDより)
最後に…
今回は地に足がついたと言いますか、アニメらしい作品が多かったです
映像部分にこだわった作品も多い事はもちろん、他には無い表現をしている作品もありました
作品らしさがそれぞれにあって、非常に楽しめるラインナップだったと思います
ゆっくりですが、徐々に良いものへと変わりつつある、そんな感じを受けました
一方で、根本的な失敗をしている作品も多々あり、作品ごとの格差が広がった様にも…
アニメ界を引っ張っていくような作品の登場と、足を引っ張るだけの作品
いい作品が増えるのは喜ばしいことなんですが、このままでいいのかと考えてしまう
どうにも手放しでは喜べない、期待と不安が入り乱れた感じでした。
現実世界 ネット世界 2つの世界をわりときれいに表現した作品だったと思います。
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