
物語シリーズセカンドシーズン 15話「」
の感想を
前髪に隠れていた”魔性”を披露する
可愛い顔に隠れた毒々しいその色は、「阿良々木」の良心すらも焦がす
あらすじを「撫子」は偽装しました
阿良々木家でご神体を見つけたはよかったが、部屋の主である「暦」に見つかってしまう
これを返さないといけないのに、ダメだと言います
困り果てた「撫子」は「蛇」に助けを求めます、『 助けて口縄さん!! 』
「蛇」がナイスなアドバイスをして、なんとかかんとかこの危機を脱します
そして「撫子」は「蛇」にご神体を返し、願いをかなえてもらいます
前髪は元踊り、もう一つしてもいいと言うのでお願いします、とびっきりのを
「忍」は二度と姿を現さず、「戦場ヶ原」はどこかに消えさりました
「撫子」は「阿良々木 暦」と結ばれ、ハッピーエンドになりました。

最初っから、冒頭から、全てが手遅れで終わっていたのかもしれない
前回、「撫子」が喋りそうもない言葉を「蛇」が変換したのではないかという話をしたが
全然違っていたようだ…… いや、方向性としては正しいのかな
ドアを蹴り破り、ガキどもを叱咤するあの姿こそが「撫子」だったようだ
鬱憤がたまったとか、キレたとかじゃなく、乱暴な口ぶりそのものが「撫子」の声
とある筋からこんな言葉をオレは知った、『 イマージナリーフレンド(直訳:空想の友達)』
心理学、精神医学の言葉らしいのだが
遊んでくれたり、助言してくれたり、時には罵ったりする、幻想の友達を指すらしい
ん? これって「撫子」と「シュシュ蛇」に近くないか?
あまりにタイプかかけ離れていて気付かなかったが、なんだかんだ「撫子」を擁護していた
助けてくれる、支えてくれる、身に宿るもう一つの意思
早い話、つまりは「二重人格」だったって事だ
二重人格とは、極限状態に追いやられ逃げるために作り出す人格と聞いたことがある
おもに子供が多く、人間関係に不慣れな子が目立つとか
さあ、誰の事を言っているのだろうね、知っている様な、とても知っている様な
つまり腐った…… 心がね腐敗したんだろうね
どんな新鮮で美味しい肉でも、放置し続ければ 色は濁り エグイ味になってゆく
どこぞの誰が、ここまでの状況になるまで放置していたのか、オレは知らないな~

何だかよく分からなくなった人も多いと思うけど
案外、事の顛末は非常に簡単簡潔、ストレートな話だったんだよ
ぶつ切り状態の結果を、今までに起こった事を最初から整理しなおしてみると↓
「暦」にお付き合いしている相手がいる事を知る (ガァーン!!)↓
北白蛇神社にお参りをします (最悪です、神様にお願いしましょう)↓
「忍野 」からご神体の事を聞く (もしかして願いを叶えてくれる?)↓
手が出せないので、阿良々木家の鍵を手に入れるべく、小芝居を打つ↓
公園で遊び時間を潰し、計画どおり「暦」が探しに来てくれて家に泊めてもらう (やった♪)↓
「月日」に痛いところ突かれ、鬱憤たまって学校で大暴れ (もう、どうでもいいや)↓
家の主がいない時間帯を狙って、鍵を使い侵入↓
そして今に至る → (完?)
なんてことはない、ただのオカルト方向へ走った ストーカまがいの恋物語
ちょっと妄想強めの小柄な子が、背伸びしただけの話
ただ普通ならば、オカルトはありはしなくて、警察呼ばれてお縄につくパターンなんだろう
けど、「撫子」は知っていた、”怪異”という確実的な存在を
つまり、赤子が核ミサイルの発射ボタンを押してしまったってだけのことなんだよ~
なぁ~んだ、そんな簡単な話だったのか あはは あははははー~♪
あは?

キョンシーの時みたいなドジは踏まずか
時間稼ぎと大暴れを防いだのか
さすがは上限の無い変態こと「アララギ」と肩を並べたれる「ガハラさん」だけはある
殺す日が決まり、笑う笑顔にあどけなさの欠片も持ち合わせていない
もう「撫子」は怪異なんだな…
誰が想像しただろうか
サーキュレーションでブームを巻き起こしたあの「撫子」がラスボスに転身することを
美しいなら未だしも、可愛い顔のラスボスなんて聞いたことが無いよぉ
いや、そんな甘い幻想があったこそ、「撫子」を苦しめ追い詰めてしまったのかもしれない
今日この頃~
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