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境界の彼方 4話「橙」
の感想を
傷つけて、拒絶して、また傷ついて
癒える力は便利だけど、強力な能力は魅力的だけど
強いことが幸せではないように、一人ではさびしいように
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あらすじ
ドジな「未来」を救うべく「秋人」は、手を引き走り出す
うつろな影が作り出した迷宮をさまよい、死んだはずの「ユイ」の姿ががちらつく
影に囚われてしまうが、「ユイ」が死んだことを認め、影の幻影を打ち消す
「秋人」に弱った影が取りつき、自分ごと刺せという
不死身を信じ、影を堅田から追い出した「未来」は、血の力を使いうつろな影を倒す
だが、それだけでは終わらなかった……。

「そそそ、そんなわけないじゃないですか」 「ノープラン確定…」
メガネを拭いていれば、やり過ごせるとは聞いたことがない
この仕草、どこで覚えたんだろう?
「未来」はまず置いておいて、無茶をするな「秋人」は
わざわざこんな場所にまで追いかけてきてツッコミをするとは
「秋人先生」解説によると、へんてこ空間はうつろな影が作り出した迷宮
人の深層心理が作り出した空間だっけ? 光とは逆の物をあらわにするということか
なるほど!! さすが影と言われるだけはある(褒めてどうする)
って事は、この空間一つ一つに意味があるってことなのかな?
一つは診療所っぽいところや、「ユイ」の家なんかが出てきたね
これは「未来」や「桜」の心が作り出したって事なんだろう、日常風景っぽい
でも、長すぎるエスカレーターや、車両が垂直で停車する駅は?
もしかしてこれは「秋人」の心が生み出した物じゃ……
異様な光景…… はっ?! 異様!?

「…ユイは …ユイはもう …もういないんだ」
決別…… けじめ……
「未来」はそんな思いから「うつろな影」を倒す覚悟を生んだようだね
倒したところで何にもならないってのは「秋人」が言っていたけれど、
格上な相手、確率的に言えば自分が負ける可能性の方がはるかに高い
なのに、戦う しかもノープランで!?
正気の沙汰じゃない…… ともいえないかもしれない
もしかして「未来」は初めから倒す気で戦いを挑んだんじゃないのかもしれない
倒す気がないのになぜ戦う? と思うかもしれないけど
世の中には戦わなくちゃいけない戦や、負け戦と知っていても戦う馬鹿が沢山いる
大概の場合、本当にただのバカんだが、
中には勝てない事を従順理解したうえで、負けて死ぬ人達もいる
「未来」の中にも、そんな思いが覚悟があったのかもしれない
仇を取るとかじゃなく、戦わなければいけなかったんだろう
「未来」にとっては

一番のラスボスは、うつろな影ではなく
となりで励ましてくれていた先輩だったとは、皮肉だな
一様部活の先輩ってだけな「博臣」にしては、やけによそよししかったり
半妖って言っても異界師でもないのにもかかわらず、異界師と交流が深かったり
「秋人」の不思議な立ち位置にはちょっくちょっく気にはなっていたが、
やっと謎は解けた
”特別”ではなく”特殊”だったというわけか……
不死の能力、かなり便利で、ある意味最強に近い能力だなと思っていたが
それに見合うものを背負いこんでいたってわけか
「秋人」の『 僕は死なない 』というセリフは、
”死なない”じゃなく”死ねない”って意味でも言っていたのかもしれない

メガネが好きとか、うなじが好きとか言っていたけど
もちろんというか、当たり前というか、側にい続ける理由は他に大きい物があった
自殺未遂を助けたら刺されたと言う劇的な出会いは置いといて
放課後に一方的に刺され続けてケロっとしていられるわけ無いよね
オレだったら、即逃げる!! 誰だっていたいのヤダだもん!!
なぜ「秋人」が逃げる事をしなかったのかは、逃げた方が痛いからなんだろう
自分と似たような境遇を見捨てると言う事は、自分自身を見捨てる様なもの
「未来」が仲間がいると言っていた事を、「秋人」は全否定していた
「未来」の場合は確かに一人だけど
「秋人」の場合は、周りにいる人は監視役&抹殺役だらけだったようだし
囲まれながらも心からは誰とも触れあえない、ある意味での”孤独”だったのかもしれない
案外「秋人」の方が孤独で寂しくて「未来」に近付いたのかもね
どっちかを助けるとか、誰かが心配だからとかじゃなく
自然と似た者同士が引かれ合って、今この不思議な関係が出来あがった…
のかも、今日この頃~
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