【感想】物語シリーズセカンドシーズン 26話 みんなみんな嘘つきだ

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物語シリーズセカンドシーズン 26話HD1
物語シリーズセカンドシーズン 26話「恋物語 ひたぎエンド其ノ陸」
の感想を

未来はキラキラしたものじゃいけなくて、夢は具体的じゃいけなくて
手に届く希望が夢なのか、実現できない絵空事が夢なのか、それとももっと別の何かか?
夢は人に分かってもらう必要があるのだろうか、それとも夢はこっそりするものなのか
夢に縛られなければいけないのか、夢を縛らなければいけないのか
それら全部全部どうでもよくて、夢は夢であればいいと誰かが言った。

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あらすじ
「貝木」のついた嘘は意図も簡単に「撫子」に見破られてしまう
怒りは頂点、約束は守るけどもっと殺そうと言って、「駿河」の名まで出し始める
「貝木」はクローゼットの謎を「撫子」に付けつけ、
夢はいいのか? 神様になりたかったのか? 本当にやりたかった事はなんなのかと問う 
今更やめられるかという「撫子」に、いいじゃないかやめちまえという「貝木」
話を聞き続け心が動く、「撫子」は「貝木」に騙された
「貝木」は無事に「戦場ヶ原」の依頼を完遂した。



物語シリーズセカンドシーズン 26話HD3

本当にしょうもないものだった・・・
誰だ死体とか大げさなこと言った奴は!? どこにでもいそうな中学生じゃないか!!

死んだ嘘は見抜かれ、通じた作戦が「漫画家になりたいのか?」とは恐れ入った
ちなみに確認したところ、漫画のタイトルは『 キミとなでこ 』って、えっ!?
自分が主人公の妄想垂れ流しな創作物ですね、はい
どうやらこれは、「阿良々木」が先ではなく、どうやら後から「阿良々木」になった模様
恋から始まるストーリーではなく、恋を求めるストーリーといった方がいいだろうか?
目の前にいた「カッコイイ人」がたまたま「阿良々木」だっただけ
そう、「阿良々木」は重要ではなく、「撫子」の心の方が重要だったのかも
とろける様なラブラブな恋愛を、ただ自分でも したかった”だけ”なのかもね

いつかオレは、「撫子」に”裏表”があると言ったけど、少し違ったみたいなので訂正させてもらう
可愛いとか絶滅危惧種とか周りの人からのイメージが”表の撫子”だとすると
裏の撫子は、極悪で叶わなければみんな潰すという悪いものかと思ってたけど
そうじゃない、もっと普通で、もっと単純で幼稚
まだまだガキのくせに一著前に恋に憧れ 恋焦がれるのが”裏の撫子”だったんだろう



物語シリーズセカンドシーズン 26話HD2

今更気付いたんだが
「戦場ヶ原」から「壊れた母親」を切り離すべきと考えて、宗教をぶっ潰したらしい
それだけだったんだろうか? 「貝木」がした事は?
もしかすると、「戦場ヶ原」に取りついた「蟹(カニ)」は「貝木」が仕組んだのかも
想いを肩代わりする蟹、離れられるし忘れられるし…… っと
お節介を

はてな?
かけがいのない物は嫌い、お金だけが大好きですなんて誰が言ったっけ?
じゃなぜ今ここで、危険な蛇神に大口叩いて説教なんてしてるんだ?
「貝木」、お前にとってかけがいの無い物がない? いいや、あるじゃないか!!
やり直せてない奴が、やり直せるなんてよく「撫子」に言えたもんだ
全てを失ったような白い顔して、希望に満ちた言葉を口に出来るもんだ

あの時、中学生詐欺の時、簡単に引き下がったのも偶然じゃない
お金よりも勝る物が、「貝木」の心の中にあったから…… なんじゃないだろうか?
そして「撫子」にした熱い答弁も、嘘になりきれない本心があったから、届いたんじゃないだろうか?



物語シリーズセカンドシーズン 26話HD4

これが嘘つきの末路か

「撫で子」に嘘をついて、「戦場ヶ原」に嘘をついて、自分にまで嘘つく奴
本人が良かれと思ってしてきたことだけど、他人からしてみれば悪いものでしかなく
もちろん、「貝木」当人にとっても悪い物であるに違いなく
自分を欺き続けた人生は、さぞ冷たかっただろう
「忍野」のように、もう少し善意的にしていれば、違ったのかもしれない
生きてりゃ、もう少しいい事もあったのかもしれない


「忍野」と言えば、確かに消えたままにしては長い気がする
ふらっと遠出しているだけかと思っていたが、顔を全く見せないのも変な気がする
大学サークルメンバーが勢ぞろいするほどの緊急事態だと言うのに…
「忍野」の親戚を語る誰か? ことをより悪い方へ導く誰か? いつの間にかいた誰か?
お前は一体全体”何”で”誰”なんだ!?



始まりがあるから終わりがある とよく言うが、果たしてそうなのだろうか?
始まりがあっても終わりがないものは世の中に数多くある
実は全ては逆で、終わりがあるから始まりがあるのかもしれない 今日この頃~

終わりが、あればね♪ 良いお年を



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